町外れにある大きな洞窟こそが、お知らせマシンの告げた場所だった。アキュラスとシンに追いついたブルとヤマトたちも洞窟奥を一路目指す。途中の罠も何とか乗り越え、やがて古代神殿の広間のような空洞に辿り着くヤマトたち。その時、岸壁の亀裂から強烈な光がアキュラスへ向けて飛び出す!その正体は、何と新たなるビーダマン「リボルバーハデス」。これこそアキュラスが探し求めたステルス弾を撃てるマシンだった!!
そこで自分と似た境遇のアキュラスにライバル心を燃やし勝負を挑むガンノス。しかしアキュラスは未調整のマシンながら見事これを退ける。その姿にブルは自分の目指す道を見出す。それはヤマトとの別離でもあった。
日々、ビーダマンの明日の為、研究を続けるビーファクトリーへ訪れた一人の少年、ベアーズ。彼はビーダマンの新しい遊び方のアイデアを持ってきたと言う。アルマーダは快く彼の話を聞くも、そのままでは使えないと告げた。落ち込むベアーズ。だが、アルマーダは過去自分の作った失敗作を彼に見せ、諦めない事が大切だと教えるのだった。
やがて集まって来たヤマトたちも交え、ベアーズは試行錯誤を続けていく。ある時のリエナの差し入れたミエのアジサンドがヒントになり、遂に彼のアイデアは実を結んだ。3ポイント先取というこれまで以上に勝負の幅を広げられる新システム、DHBアドバンスコアがここに誕生したのだ!!
各地で、入手した必殺球(ストライクショッ)トを投げ捨て去っていくビーダーの噂が流れていた。マシンとの相性が悪かったり、マシンが耐えられない訳でもない。ただ満たされぬ思いを抱えてさすらう彼の名は炎呪。グレイとの戦いで蘇った彼は、再びヤマトと戦うために必要な自分の“牙”が何なのかを捜し求めていた。
そんなある時、吹雪の中で谷底へ落ちた彼は少年キアとロボットのルドーに助けられ、そこで怪我を癒すことに。キア達との暮らしを通じて安らぎを得る炎呪。しかしルドーの体内にドライブ弾があると知った時、炎呪は全ての安らぎを振り払ってルドーを倒し、ヤマトと戦うための己の牙を入手するのだった!
道に迷って三日三晩飲まず喰わずのヤマトたちが辿り着いたとある町。そこではストライクショットを狙いビーダーを襲っている者の話で持ちきりだった。手配書を見てみると何とそれはツバメ!? まさかと信じられないヤマトは真実を確かめようと自分のドライブ弾を囮に犯人を誘き出そうとするが、果たして現れたのは正真正銘のツバメだった。
結局、ドライブ弾を賭けて勝負する事になった2人。そしてツバメの鬼気迫る攻撃はヤマトをピンチに追い込む。だがハジャを憎むあまり自分を失ったツバメを、ヤマトは渾身の一撃で打ち破るのだった。
アキュラスと旅を続けながらブルはリボルバーハデスを修理していた。ステルス弾を自在に撃てれば、アキュラスはヤマトとコバルトセイバーファイヤーに勝てる。だが修理の終わらぬ内に、とうとうウィナーズ開催の知らせが!3日以内に会場に着かなければ参加は無理。だがブルはアキュラスに頼み込み近くに町に立ち寄ることに。そこではMrペンギンがストライクショットを餌にイベントの挑戦者を募っていた。
悪質な仕掛けをしたターゲットロードに敗れ去る挑戦者を見てご満悦のMrペンギン。だが、完成したリボルバーハデスを手にしたアキュラスの前に、全ては無力だった。そしてついにステルス弾の真価が発揮される!